パーマってどうしてあたるの?
化学的な要素を沢山含んだ難しいお話にすると、なかなかわかりにくいので簡単に説明しましょう。
毛髪は、皮膚などと同じく細胞の集合体です。毛髪の細胞はマトリックスと呼ばれるボンドのような役割をもつ物質でそれぞれが離れないように結合しています。
パーマの第1剤はこのボンドに働きかけて細胞同士の結合をゆるめます。(ゆるんだ状態では当然髪は切れやすくなります)そしてゆるんだ状態の髪の毛を、ロッドで巻いたり、ストレート処理をして毛髪の形状に変化をつけます。
その後第2剤が登場するのですが、この第2剤がゆるんだボンドを固定する薬剤なのです。このような理由でパーマはあたっているのです。
また髪のボンドが少ない状態つまり傷んだ状態では、当然結合するためのボンドが少なくなっているのですから、パーマの結合力が弱まりパーマはかかりにくくなります。
少し余談ですが、なぜパーマはとれるのか?ということにもふれておきましょう。文字通りパーマはパーマネント。つまり永久という名の技術ですが、通常1ヶ月〜3ヶ月もすると、とれてしまったり、形状を維持しなくなります。これは重力で髪の毛が引っ張られたり、シャンプーなどのお手入れだったり、紫外線や熱など様々な外的要因によるものです。実験したことがあるのかどうかはわかりませんが、無重力状態の宇宙空間で髪の毛だけを放置しておくと、パーマはまさしくパーマネントでしょう。

