【2010年3月1日】
みなさんご存知ですか?抜け毛やフケ、顔のテカリ、ニキビなどは毛穴の中に溜まっている皮脂や古い角質などの老廃物が原因です。
新陳代謝によって排泄された皮脂や古い角質、スタイリング剤のすすぎ残し、ほこりなどは日々のシャンプーだけでは落としきれず汚れが溜まっていきます。このまま放っておくと、脂漏性(しろうせい)の頭皮に近づき酸化され、固まりとなって毛穴を防ぎます。
毛穴に溜まった脂を取り除くことは、抜け毛、フケ性、頭の匂い、脂性、ニキビ、化粧のりを改善します。
頭皮をマッサージすることは、血行を促進し、頭皮を柔らかくし、額の皺、くすみ、肩こり
眼精疲労を改善します。
毛穴に皮脂が溜まっている頭皮は、薄毛や抜け毛、フケ症、顔のテカリ、化粧うき、ニキビなどの原因になります。脂漏性頭皮を放置しておくと、ひどい場合は、痒み(かゆみ)や、湿疹などの症状が伴う脂漏性湿疹という皮膚炎の状態になり、皮膚科にかかってステロイド剤や抗アレルギー薬や、ビタミン剤を処方してもらうなどの必要が生じます。ただ、ほとんどの人が、自分が皮脂が溜まっていることには気づいておらず、肌の調子が悪いのは、頭がかゆいのは、体調のせいかな?などと考えてしまいます。
皮脂の分泌は、男女ともにホルモンが大きく関係しているのですが、男性の場合は男性ホルモン(アンドロゲン)の影響で代謝され皮脂が分泌されます。
一方、女性は黄体ホルモン(プロゲステロン)という代謝を活性化させるホルモンがあり、このホルモンが皮脂分泌に関係しています。
皮脂は皮膚や体毛の表面に常に薄い膜状に広がり、皮膚や毛髪の保護や保湿の役割を果たします。また皮脂に含まれている脂肪が細菌によって分解されることで脂肪酸が生成され、皮膚の表面は弱酸性となり、病原菌などを排除する機能も持っています。
皮脂は、皮膚や毛髪の保護や保湿、病原菌排除などの役割があるなど必要なものですが、ストレスや偏食、生理前などの要因でホルモンバランスが崩れると多量に分泌されます。
皮脂が多量に分泌されると、はがれ落ちなければいけない角質(アカ)が皮脂によって固められて、曇りガラスの役割をし「くすみ」を引きおこしたり、毛穴を開かせたり、角栓をつくり黒ずませるなどの悪影響が発生します。
またネイルをキレイにしている女性は、しっかりと頭皮まで洗髪できないことも多く、皮脂や角質などが頭皮や毛穴にたまっていきます。その結果、溜まった皮脂からは「ニオイ」が発生したり、さらに毛穴を塞ぐことで細い毛髪しか生えてくることができなくなったり、薄毛や抜け毛、ニキビなどの炎症を引き起こすのです。
人間の毛穴の約半分は頭に集中しており皮脂腺が豊富にあるため、皮脂が毛穴の外に特に多く放出される部位で、全身から出る皮脂の60%が頭皮から分泌されています。頭皮から出る皮脂の排泄をコントロールすることは、頭皮や髪の毛だけではなく、顔や体全体にも影響を与えるため、美容にとても重要です。
では皮脂はいつも洗浄してキレイにしていればいいの?というとそうでもありません。前述のように皮脂は皮膚や毛髪の保護や保湿の役割を果たしますので、皮脂を取りすぎると、皮膚や頭皮を雑菌から守ろうとして、ホルモンが分泌され皮脂をどんどん生成します。皮脂の取りすぎは、過剰な皮脂生成にもつながるため、皮脂コントロールは最適な皮脂の状態の知識や洗浄技術も求められるものなのです。
脂漏性頭皮は皮脂の多量分泌が原因ですが、過剰な分泌を抑制するための方法をご紹介します。
糖分やアルコールの摂取、高脂肪食は体内の中性脂肪が増加し、皮脂の分泌量が増えるため、過剰に摂取しないようにするとよいでしょう。
ストレスが増えると体内に多量の活性酸素が発生します。この活性酸素に対抗するため脳は男性ホルモンを分泌します。男性ホルモンが増加すると皮脂が多量に分泌されますので、ストレスを解消する運動や睡眠をとるとよいでしょう。(※男性ホルモン(テストステロン)は女性にもあり、卵巣や副腎から少量ながら分泌されています。)
女性には、黄体ホルモン(プロゲステロン)という代謝を活性化させるホルモンがあり、排卵後など多く分泌される時期には皮脂の分泌量も増えます。(※男性でも副腎皮質から分泌されており微量に検出されます。)生理前になると「ニキビが出来やすい」、「肌荒れ(乾燥)に悩む」という現象はこの黄体ホルモンの多量分泌による影響だと考えられています。
また加齢すると皮膚が乾燥し、しわやたるみが出来るのは、黄体ホルモンの分泌量が減少することで、皮脂腺の活動が低下して皮膚が乾燥することが原因であると考えられています。
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